2005年10月03日 (月) | 編集 |
「カノンが先程新しい嬉しい場面を見せてくれたのです。
随分と遊ぶ事も知り、六花とはソファで並んで眠る事もするようになっていたカノンですが、他の子達のように「舐め合う」なんて光景は今迄ありませんでした。
六花も七歩もエドも日輪も、出会い頭に鼻先をつけて挨拶したり、エドが1,2回頭を舐めるような事はあったのですが、なにせカノンに「他と交わる」意志がない。
でも、今迄の深い闇を思えば一朝一夕に変われるものでもなし、ゆっくり時間を追おうと考えていた矢先です。
六花が突然、はっきりと今迄とは違う、もう一歩踏み込んだアプローチをカノンにし、カノンが逃げずに「応える」という姿勢を見せてくれました。
六花ががむしゃらにカノンの見えない両目を舐め始めたんですね。
それはもう、たっぷりの時間で、両目から移り身体へ、お尻まで丹念に。
まるで母猫が子猫にするように。
(両方♂ですけど(笑))
kikiさんが以前「カノンは保護していた時にも他の猫にキスされる事なんてなかった」と仰っていたので、これはもう、カノンびっくりだろう、逃げないかしら、と見ていた所、カノンがつられるように、六花を舐め始めたんです。
飼い主は正直、「びっくり‥‥!!」でした。
息を詰めながら、二匹の様子を見ていました。
嬉しかったです。
本当に嬉しかったです。
こうやって少しづつカノンが闇から解放され、優しさや柔らかさを肌で知って行ってくれたら、というのが私の願いです。」
カノンちゃんのママ、本当にありがとうございます!!
みみくんのなかまたちは、かたくなな子がおおいですが、でもそれはあの子たちだって、そうなりたくてなったわけじゃないんですよね。
「そうなるしかなかった」のです。
こうして、日進月歩の歩みですが、確実にみんな変化してくれています。
どうかみなさま、この子たちに終の棲家をおあたえください。
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